教室の月謝
サッカーやプールよりは少し高い?
最近ではロボット教室がはやっていますが、英語やプールなどに比べて効果がわかりにくいため、入塾をするか迷っている親御さん多いのではないでしょうか?
親としては子供の成長がわかるものを選びたいのもわかります。
そのため、ここではロボット教室のメリットや効果をわかりやすくご紹介したいと思います。
ロボット教室では皆同じものを作る事ばかりではありません。
それぞれ自分の思い思いに作ることが多いのです。
しかし最初はちょっとした配線のつけ間違いで全くロボットが進まなかったり、バランスが悪くてすぐ倒れてしまうこともよくあります。
最初は思い通りにならない事だらけです。
それでも諦めずに、子供たちはお互い競争・協力しながら良いものを作るために必死に考え、試し、時には相談します。
失敗をしてもそれは経験であり、次へとつながるステップになります。
次はどうしたら上手くいくのだろう、と考えるだけでも成長への一歩となるのです。
そして、やがては自力で自分の想像したロボットを作る事が出来るようになります。
時に大人に無い自由な発想で、無茶な想像を形にしようと躍起になる事もあるかもしれませんが、手元の道具と材料ではどうしても「それは出来ない」という事を理解する事も大事な勉強です。
また、中には大人が無理だと思った発想を、現実として形に出来る子供もいるかもしれません。
子供たちは最初はうまくいかず飽きてしまう事もあります。
しかし、教室ですからその場には先生がいて、友達も沢山います。
同じように教わった子の中にはすぐに出来た友達もいるでしょう。
自分の動かないロボットと、友達の動いたロボットの違いはなんだろう?
自分で気付く事が出来るかもしれませんし、先生が教えてくれるかもしれません。
あるいは、友達が教えてくれる事もあるでしょう。
いずれ、自分で思った物を作る楽しさ、難しさを理解するにつれて、だんだんと60分、90分ともくもくと集中して作成をするようになります。
自分で作ったロボット。
もちろん大事にしますよね?
ですが、それだけではなく、やがては部品のひとつひとつ、道具のひとつひとつも大切にするようになります。
ロボット教室では最初にキットを購入するのですが、失くしてしまうと追加で貰えるわけではありません。
多くの部品を扱うのですが、それぞれの部品には意味があり、なくては動かない大切な部品もあります。
多くの親御さんがこの点を心配されますが、だからこそ完成したロボットだけではなく、一つ一つの部品や道具も大切にするようになりますし、だんだんと自分の持ち物を大切にするようになります。
自分がそれを失くしたら、壊れたら、どれだけ悲しいか理解出来るようになれば、やがては人のロボットも、人の物も、大切に扱えるようになっていきます。
自分の思ったものを作ることができるようになると、より「もっとこうしたい」という気持ちが強くなります。
思ったものを作ることにより先生やご両親などに「こういう意図でこの商品を作ったよ」と説明してくれるようになります。
完成したロボットが目の前にあれば、相手に十分意図は伝わるので、表現する喜びを実感できます。
しかし、思ったように作れなくて相談したい時は、より上手に相手に自分の意図が伝わるように説明しなくてはなりません。
教室の中で上手く説明できる友達を見たり、先生が「こういうこと?」とサポートしていく中で、自己表現も鍛えられるのです。
教室によっては、発表会があります。
自分で折角作ったロボット、人に見て欲しいし、褒めて欲しくなりますよね?
作ることだけではなく、相手に自分の作ったものを説明する必要があります。
これも、自己表現の一環ですが、大勢の人を相手に自己を表現するのは、これまでとはまた違った得難い経験となります。
説明が上手になるだけでなく、人前で話す機会も多くなり将来の面接などの機会にも役立つことになるでしょう。
このように、ロボット教室は他の教室とはまたちょっと違ったことを培うことができるのです。